日光写真(サイアノタイプ)ワークショップ
下町芸術祭2025の参加企画として、日光写真の体験ワークショップを開催いたします。
日光写真ワークショップ概要
感光液を塗った紙の上に、像を写しとりたい素材や写真のネガを載せ紫外線に当てた後、水洗いして定着させる古典的な写真技法「サイアノタイプ」を体験していただけます。
草花や身の回りの物、ありふれた風景写真が、水の中で深い青の印画となって浮かんで来る瞬間のワクワク感をぜひ味わってください。露光不足だったり滲んだりと失敗しても、かえって幻想的なアート作品になるかもしれません。写真に新しい視点を求めている方にもお勧めいたします。
デジタルネガを作らない場合は、何か写しとりたい物をお持ちください。ペンで描ける透明シートはご用意いたします。
雨天決行ですが、晴れていて直射日光が当たる場合は露光時間が短くて済むものの、日差しが不十分な場合は室内のUVライト二台で露光させるため、一度に沢山は焼けません。天気が悪そうな日は、できるだけお時間に余裕を持って早めにお越しください。
- 2025年 10月 19日(日)のみ実施
- 11時から17時(入退室自由)
- 会場:GALLERY FACTOR(ギャラリー ファクター)
- 主催:GALLERY FACTOR
- 共催:新長田アートコモンズ実行委員会
- 対象:中学生以上、6名様まで要予約(9月11日現在、残席4名様)
- 持ち物:エプロンとタオル、持ち帰り用の袋や紙ばさみ
- 参加費:1000円(葉書サイズ感光紙5枚+デジタルネガ2点作製代含む)
- 追加やサイズ変更は別途有料
- ネガ作製不要の方は感光紙F4の半分1枚かポストカード2枚追加
- 予約先: コンタクトフォームから、お名前・人数・電話番号をお知らせください。先着順にて締め切らせていただきます。
感光紙について
主にクレスター水彩紙(少し黄味ががったナチュラルホワイト・厚手)を用います。
感光液二液を混ぜ、水彩紙に塗布→ドライヤーで乾燥するところから行えますが、予め塗って乾燥しておいた感光紙も用意しますので、当日お好みでお選びください。
感光紙の追加料金(一枚・税込み)
- F4(333×242mm):200円
- F4の半分(166×242mm):100円
- ポストカード(147×100mm):50円
他の用紙も準備する予定です。
デジタルネガ作製の追加料金(一点・税込み)
- F4用:200円
- F4の半分用:100円
- ポストカード用:50円
- いずれの場合も、用紙全体を覆うネガにするか、小さめ目にして縁を残すかをご指定下さい。
ご自身で作製したデジタルネガをご持参くださる方は、お申し込み時にその旨お伝えください。必要に応じて質問にお答えできればと存じます。
左側のように感光紙のフチを残したくない場合は、用紙サイズより数ミリ大き目のネガを、右側のように刷毛跡を活かしたい場合は、かなり小さ目のネガを用意します。
紙の地色のフチを周囲に白く残したい場合は、ネガの縁を予め黒く塗り潰しておくか、露光時に何かで覆っておきます。